AstroPlotorium ユーザーマニュアル

【Ephemeris】(天体暦)
- ステップ1: 観察したい天体を選択します。
- ステップ2: 画面左上の【Main View】メニューから「Ephemeris」を選択します。
画面に表示される表は、地球上の観測地点(測心)から見た視位置(見かけの位置)です。大気差(大気による光の屈折)も考慮された上で、その天体が実際の空のどこに見えるかを示します。
表の各行には、現在のシミュレーション時計と同じ現地時刻における、数日分のデータが並びます(初期状態では、今日より数日前から 1 週間先までの期間が表示されます)。時計の時刻を変更すると、表の内容も自動的に再計算されます。
表で確認できる主な列(項目)は以下の通りです。
- 現地の日付と時刻、協定世界時(UTC)、ユリウス日(Julian Date)
- 赤経(RA)と赤緯(Dec): J2000.0 分点によるカタログ基準の位置と、その日の視位置(Apparent place)の両方が表示されます。
- 高度(Altitude)と方位角(Azimuth): 大気差補正後の値です。方位角は北が 0°、東が 90° です。
- 時角(Hour angle)
- 出(Rise)、南中(Transit)、没(Set)の時刻と、出没時の方位角: その現地の暦日における値です。出没時刻は天体の上縁(Upper limb)が地平線にかかる瞬間を基準とします。南中は天体が子午線を横切る瞬間(空で最も高くなるとき)です。一日中沈まない周極星などの場合は、出と没の欄が空欄になります。
惑星、月、太陽、小惑星、彗星を選択している場合は、さらに等級、距離、視直径、および位相(満ち欠け)も表示されます(太陽に位相はありません)。恒星や深宇宙天体(DSO)の場合は、等級はカタログ値であり、日によって変化することはほとんどありません。
なお、「Look from target」を使って地球以外の天体から見ている場合は、表の「地球から(from Earth)」という注記が示す通り、それらの列は地球基準の参考値として扱ってください。現在の観測地点(他の天体上)からのリアルタイムな位置データは、画面右側の【Property panel】(プロパティパネル)に表示されます。
【2D Planisphere】(2D 星座早見)
「Zenith 180°」(天頂 180°)ビュー:

【Main View】メニューで「2D Planisphere」を選択すると、現在の観測地の緯度と現地時刻に合わせた星図がウィンドウ全体に表示されます。以下の 2 つの表示形式を切り替えられます。
- 「Planisphere」(星座早見盤): 古典的な円盤式の星座早見盤です。天の極が中心にあり、恒星時とともに星図が回転します。観測地の緯度に応じた形の窓(楕円枠)の中に、現在地平線より上に昇っている星空が表示されます。
- 「Zenith 180°」(天頂 180° チャート): 頭上の点(天頂)を中心とし、地平線を外周の円とした全天星図です。外周の縁には北・東・南・西が等間隔に配置されます。
星図の上部にあるスイッチで、投影法(Planisphere / Zenith 180°)、カメラの視野範囲を示すリング、および星座名の表示を切り替えられます。背後では 3D のプラネタリウムが連動して動き続けているため、サイドチャートや時計もこの星座早見盤と常に同期します。
このビューは、方角と「いま地平線の上にどの星座があるか」を把握するための星図です。写真表示ではなく、惑星の円盤像なども描画されません。天体そのものの姿を観察したい場合は、【2D Planetarium】または【3D Universe】を使用してください。
「Planisphere」(星座早見盤)ビュー:

